一人で、弾ける

最近、「一人で練習したよ」と伝えてくれる生徒さんが増えました。

昨日は小学1年生の子が、バイエル下〜ブルグミュラー初歩程度の初めての曲を、4曲ほど曲想まで付けて仕上げてきました。
お母様は、レッスン前にチェックしただけだそうです。

本人なりに出来上がっていれば、今のところは私は何も言いません(笑)

「こうしたら、もっと楽に弾けるかも」といくつかアドバイスだけして、足止めせず次に進みます。

小学校4年生で、バッハのインヴェンションを。。そのうち15曲弾ききるのでは?という勢いで譜読みしてくる子も。(私も、不思議だなあ、と感じる頭の構造です。。何故弾けるんだろう。。)
この方のお母様は、とてもお忙しく、殆ど生徒さん一人で練習しています。

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「どんな方法で練習したの?」

という私の問いに、「あーやってこーやって、..それから、ここを調べてね。。。そうしたら出来た」
と一生懸命教えてくれます(^^)(この時間が大事)

小学校一年生でも、目の前の新しい課題を理解、構築するにあたって、以前の知識も参照しながら作り上げる力が身に付いています。

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「教育に関しての心の在り方、知識」を少しだけ実行することで、生徒さんはその10倍以上伸びてくれます。

結果として目の前にその光景が現れると「ほんとだ!本当に成果が出るんだ」と、こちらが驚くことも多いです(笑)

極端に言うと。。私の仕事は、土壌作りだけかもしれません。

よりよい学びが作れる方向を、作っていきたいと思います。