発表会 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

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教室発表会が、無事終わりました(^^)

前日の合唱団のリハーサルで夜遅く、、そのまま覚醒してしまって(笑)全く寝られず、、自分の状態が一番心配でしたが。

ご一緒させて頂いた清水先生には、沢山お手伝い頂きました。(清水先生の生徒さんもご参加、素敵な演奏を聞かせて頂きました。(^^)

アナウンスは、お願いしていた方が難しくなったところ。。生徒さんのお母様が引き受けて下さり(><)、細かなところまで、丁寧なお仕事をして下さいました。
そして、生徒さんの親御さんもあたたかく見守って下さいました。

ステージに飾るお花も、お伝えした希望以上の素敵な色合いで作ってくださり。

多くの方のお力でステージを無事終えられたこと。
心から感謝しております。

そして、生徒さん一人一人の個性が充分に出た演奏。

何よりも、それぞれのチャレンジレベルが素晴らしかった。(選曲も。演奏に臨む姿勢も)

そして、皆さん、一人一人の顔や性格が違うように。
作り上げた音楽も音色も、個性豊かでした。
これは、(皆違う音楽であるということ)私が一番望んでいることなので感動して聴いていました。

試験のようにバッハ、古典をしっかり弾かせて(笑)しまった生徒さんも多く。

その結果、「バッハ大好き」と言ってくれる小学生も。。数名。
涙が出るくらい嬉しいです。
大人になった時に、「バッハ」の軸から、古典もロマン派も、さらにバッハの前の時代や同時期の作曲家も。
自分で分析して曲作りが出来るように。。なってもらえたらと。

古典派を選んだ中では、階段3つ分くらい背伸びした曲を弾いてもらった方もいます。(^^)(大変だったかな。。。。暗譜も少しきつかったね。長くて。よく弾けました)
身についたことが、数ヶ月後半年後に力となって出てくると思います。

………………

数日前の最後のレッスンで、、ほとんど弾けていない曲を「どうしても弾きたい」と言った生徒さん。
(他の数曲は仕上がっていましたが)

「この曲を発表会で弾いて〇〇ちゃんが間違えても、止まっても、先生は怒りもしないし、責めたりもしない。全然大丈夫なんだよ。だけど、ステージはたった一人。不安の残る曲は本当に怖いよ。私が同じ立場だったら本当に怖いし、敢えて弾かないと思う。でも、弾くかどうか決めるのは自分。発表会で弾くかどうかは自分の責任で決めて大丈夫だよ」

と、伝えて。
どうしても弾きたかった様子で、弾き通せなかった曲を当日は弾けるようにしてきました。
発表会では「弾けた(^^)」と、満足した様子。本当によかったね。

この頑張りを自分の決断で体験しただけでも、大きな価値がありました。

他、レッスンで3分と椅子に座っていられなかった小さな子供さん。
なんと、発表会後のレッスンで、30分椅子に座ってピアノが弾けるようになっていました!!!(もちろん自主的に。のびのびと、興味を持って。)
大きな、内面の変化。感動しました。

「場の力」というものを、目の当たりにした私です。

書ききれないエピソード。
又、少しずつ書かせて頂きます(^^)

……………………

「学習理論」を勉強し始めて数年。
まだまだですが、少しずつ「前提となる考え方、声がけ、etc..」取り入れてきました。

「自分の頭で考え、自分で学び方を見つけ出すことのできる生徒さんを育てたい」という気持ちで、これからも取り組んでいきたいです。

私も勉強し、試し。
願わくば。。自分でも専門以外の異分野の新しいことを習得、学んで使える人間になり。

ピアノを教える立場として、より良い形態や方法を作り出していけたらと思います。