美術館 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

今日は、午前のレッスン後に、信濃美術館のモニター会議に出席しました。

モニターとして、二年務めさせて頂きましたが。
見識の広い、優れた方々のお話を聞くことは、本当に勉強になります。

会議でお聞きする説明やご意見。他の方々のものの見方の鋭さに。
「私は長く生きてきて、何をしてきたんだろう」と思う瞬間も多々ですが、、これも勉強。

何を知らないかに気付き、学ぶ機会です。

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4/15〜の「フランス風景画展」は、展覧会前に「ブロガー特別内覧会」があるそうです!

学芸員さんのお話を聞きながら、展覧会開始日前に鑑賞出来る企画。

ミレー、コロー、シスレー、モネ…
夢のような名前が並びます。

巨匠の作品が並ぶ展覧会です。
ご興味のある方は、長野県信濃美術館ホームページを検索、ご覧になってみてください♪

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一枚の絵から、どんな感情が生まれてくるかなと。

「何かを創らなければ。でもどうやって創れば良いんだろう、」と。
毎日自問していた学生の時期は、観た目の前の作品から、スポンジが水を吸収するように答えを得ていたように、思います。

原語での詩の意味を考え、美術館で絵を観て、時代を知ることが。
音楽の勉強の第一歩でした。

まずは、「自発的な問い」ですね。
ああ、忘れていた。と思い出しました。

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年間通して、信濃美術館の展覧会を観させて頂きましたが、広報以上の内容でいつも驚いて帰途につきます。
美術館の所蔵品含め、内容が充実しています。。

そういえば、昔ドイツで、心があと1ミリでポキンと折れそうな時期も(笑)。
美術館に行くのが一番の楽しみでした。
素晴らしい作品を目の前にすると、「私は小さいなあ」と思えて。
考え込むこと自体が、些細なことに変わって。美術館を後にしたことを思い出します。

最近は目の前のことに追われ、かなり疲れておりましたが。。
今日は、会議の帰りに、東山魁夷館内の好きな作品の前で。
少しではありましたが、心の中を見つめる時間を持てました。

(今年は、美術館50周年でした。)
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