2014-12-04 – blog – Junko Takei , Klavierstunde

  • 明治

2015・3月22日木島平村のコンサートが、木島平アート部の主催で開かれます。
テーマは「明治」です。

チェロ・原香恋さん、声楽・ソプラノの小口陽子さん、と演奏させて頂きます。

(小口先生とは初めて^^ご一緒させていただきます。)

アート部丸山さんが、絵画、造形作品に関してとても詳しいのですが。
明治は画壇で大きな変化もあった時代らしく、絵の世界の歴史的な流れと比して、音楽の世界はどうだったのだろうと。
そのような疑問が発端で生まれたテーマ、だそうです。

解説として、時代を遡り、その解読と。

プログラムは、明治時代の日本人作曲家の作品に加え、同時期のヨーロッパの作品を組んでのものになります。

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香恋さん、このコンサートに向けて。。すでに日本史から世界史、その時代近辺音楽史を調べています。
前回合わせでお会いした時には、、分かりやすいレポート形式にまとまっていました。
かれんさん、勉強家です。
加えて、「発想」も遠い宇宙からやってくるような感じです。(私が固いので、そう思うのかな。そんな見方があったのか!という発見が多いです)

そういえば丸山さんも、お会いする時はいつも付箋の沢山貼ってある書籍を、数冊。。持参されています。

この企画に当たって、最初に丸山さやかさんから頂いたメールより・・
コンセプトが本当によくまとまっているので、引用させて頂きます。
(以下、丸山さんの文章です。)
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なぜ明治期かということなのですが、視覚アートで行くと、明治期は日本のアートが本格的に西洋に対峙した重要な時期ですが、音楽はどうだったのだろうと興味を持ちました。
視覚アートの場合は、アメリカから来たフェノロサが日本古来の美術に惚れ込んで、洋画の排斥をしてまで、日本画を擁護したために、日本画はは明治に絵画の中心にありました。
対西洋の意識のかなり強いものでしたが、西洋と出会って更に日本的な絵画が発展しました。
そこで、音楽のシーンでは何が起きていたのだろう?ということで、今、市立図書館の本を借りてきて勉強しています。

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今後、こちらのコンサートに関しても書いていきたいと思います。