2009-10-14

  • 浮世絵

長野 水野美術館にて 10月12日まで行われていました「四大浮世絵師展」に、期間中足を運びました。

水野美術館は、横山大観・・など多くの素晴らしい日本画の所蔵作品を持つ、美術館です。

今回の展覧会は浮世絵蒐集家の 中右 瑛氏のコレクションの中から厳選されたものを公開された・・そうです。

「写楽 歌麿 北斎 広重」の代表作である浮世絵、肉筆画が展示されていて、圧巻の一言でした。

その中で、フランスの後期印象派が好んだといわれる広重の浮世絵は、原画の鮮やかな色彩、構図の大胆さ、緻密さに なるほど・・と思わずにいられませんでした。

美術の本などで見る、印刷された絵でも素晴らしいと感じるのですが、原画に向き合うと、訴えかけられる迫力に飲み込まれそうになります。

また、風景画の中に小さく描かれる人間の心情までが読み取れる、その表現は日本人であるから出来る表現の仕方なのかもしれません。



北斎が、西洋的な画法を取り入れて勉強の為に描いた、という何点かの絵にも心に残りました。
イタリアの風景画の構図かと、一瞬見たとき思うほどでした。(素材は違うのですが・・)
これは意外でした。

冨嶽三十六景の「赤富士」の紅の美しさは、なつかしく、また簡素化された究極の構図には日本庭園の美に通じる心もあるかと・・感じます。


浮世絵の美しさは、私には想像もつかない深い歴史と技法から成り立っているのだと思います。

他の画家の作品も、強く惹きつけられ、その中に自分が入ってしまうような錯覚を感じることもありました。

とても私の拙い文章力では上手く表現することが出来ないのですが・・
また、書ければよいな・・と感じているテーマです。